AIで「就活チョロい」って本当…?
——AIを正しく使うために、家庭でできることを考えてみました。
「AIに丸投げしたら、就活なんてチョロかった」——そんな告白記事を見て、「本当にそうなの?」と、ちょっと立ち止まって考えてしまいました。
マイナビの最新調査によると、現在の就職活動における学生のAI利用率は84.9%に。さらに、企業の7割以上が、AI活用に対して肯定的な姿勢を示しており、就活でAIを使うのが当たり前の時代になりつつあります。
売り手市場だし、AIもあるし、「うちの子も意外とすんなり決まるかも」——そう思う方もいるかもしれません。ですが、入社後にミスマッチを起こし、早期に退職してしまう若者が後を絶たないという厳しい現実があります。
「まさかうちの子が……」そうなってほしくないと思いますよね。
AIが身近な今だからこそ、思わぬ落とし穴があります。親世代の知らないAIと向き合う就活に、ご家庭でどう関わっていくのがいいのでしょうか?
AIに丸投げの「落とし穴」
私自身、エントリーシートや履歴書添削をしている際、AIで書いたと見られる「のっぺり」とした書類を何度も目にしています。
文章として整っていて、誤字脱字もない。なのに、何度読んでも「この人がどんな人なのか」が浮かんでこない——いわば、誰にでも当てはまりそうな、印象に残らない文章です。
AIを使えば、こういう「それっぽい」エントリーシートや履歴書は簡単に書けてしまいます。
問題はここからです。書類選考を通過できない、あるいは一次面接で落ちてしまう——そんな学生からの相談を聞くと、AIに書いてもらった、という方が少なくないのです。
これは、採用担当者側の声からも裏付けられています。文章が整いすぎていて、どの候補者も同じ完成度に見えると答えた人は、6割近くにのぼるそうです。
「整っているけれど、誰の話か分からない」——これが、AI丸投げの落とし穴なのかもしれません。
巷にあふれる、のっぺりしたAIエントリーシート問題。一見整っているけれど、内容がどうも薄っぺらい。添削する側も、受け取る側も大変ですよね。
知っておきたい!家庭でできる就活サポート
では、どうしたら採用担当の目に留まる応募書類を書けるようになるのでしょうか?
意外に思うかもしれませんが、そのカギは「家庭」にあると私は考えています。
「その人らしさ」は、人との対話から見えてくるもの。そして家族は、お子さんの幼少期からの「原体験」を一番知っている存在です。
例えば、お子さんが部活の大会で悔し涙を流した夜のこと。不器用でも諦めずに繰り返していた姿。ふとした瞬間の、誇らしそうな表情。
こういう記憶を、夕食時の何気ない会話でそっと渡してあげる。「そういえばあの時、頑張ってたよね!」と。それだけで、お子さんの言葉に体温が宿ることがあります。
私自身、新卒のとき「自己分析」という言葉すら知らずに就活に突入。不本意入社した後、10回も転職を繰り返していました。
あの当時、「あなたのそういうところ、素敵よね」と言ってくれる誰かがいたら、——私の人生は、少し違っていたかもしれません。
「自己分析を知らないまま就活した私。だからこそ、若者と親世代の架け橋になりたい」——そう思って、この活動を続けています。
まとめ
お子さんの「自己分析の土台」を自然に渡せるのは、他ならぬ身近なご家族です。
難しく考えなくて大丈夫です。普段の何気ない会話の中で、お子さんの内側に隠れていた言葉が、少しずつ動き出すこともありますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参照:
・マイナビ「2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就活生のAI利用について>」(2026年5月発表)
・マイナビ「2026年卒企業新卒採用活動調査」(2025年7月発表)
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死ぬほど書きたいテーマに、戻ってきました。——私が「親子就活」に、もう一度賭ける理由。
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まだうちの息子は数年先にはなりますが、親としてどう支えていくべきかきっと悩むと思います。息子が就活する時はさらにAIで文章を書くのは当たり前になってきていると思います。子育てしていくうえで経験した、その子の個性や特徴、成功・失敗経験などの一次情報が貴重になりますね。いざという時に出せるように、書き留めておくのも良いと思いました。とても参考になりました!
頑張っていた時を認めてあげることが自信につながるんですね!!